【脳を味方に】効率的な学習法！

短期記憶と長期記憶

記憶には短期記憶と長期記憶があります。
このうち、短期記憶（ワーキングメモリ）は
かなり容量が限られているんです。
だから、
この短期記憶を精緻化リハーサルで、
長期記憶に変換することが学習のキーポイントとなります。

１回で覚えられることなんてそうそうないです。
運動でもそうでしょ？
だから、復習は絶対に必要なものなんですね！

ポモドーロテクニック

集中力は約25分周期でピークを迎え、その後低下していきます。
そのため、図のように25分間学習→５分間休憩を繰り返していく。
すると、集中力の低下が軽減されます。
そのため、学習の効率がアップするんです！

インターバル学習

短時間で集中し、間隔を空けて繰り返し学習すること。
これもエビングハウスの忘却曲線に基づいています。
どのタイミングで繰り返すかは個人差があります。
学習していく中で、よき復習のタイミングをつかんでいきましょう！

アウトプット学習

記憶の定着化に有効。
悪口もその一種だから気をつけて！
読んだ内容を声に出す、友達に教える、図解するなどして記憶を定着させること。
思い出す⇒書く⇒話すで定着しやすくなります。

悪口って過去のことを思い出して話しますよね。
これで定着していくんで、言った本人の気分もよくはならないんです。
ヒトの悪口は言わないほうがいいですよ！

マインドマップ（アナログがおすすめ）や図表を
活用して、情報を脳にインプットします。

デジタルでつくると効率がよくないです。
（実際すごく時間がかかりました…）
思いつくまま、ひとりごとをいいながら、書き留めると記憶に残りやすくなります。

視覚にのこるように色や形を活用すると記憶に残りやすいです。

軽い運動（散歩学習）

ウォーキングなどの軽い運動は、血流を促進します。
とくに朝に5分から10分くらい散歩するのがおすすめ！
朝は日光も浴びて、運動してセロトニンが出ます。
これによって脳が活性化されます。
散歩中に復習を声に出してみよう！
運動と学習の相乗効果が期待できます。
ちょっと変なヒトって思われちゃうかもしれないから音量には気をつけて！

睡眠の質を高める

勉強後の6時間以内に睡眠を取ると記憶が固定化されやすいという報告があります。
睡眠によって短期記憶が長期記憶に移行するんですって。
だから、いやなことがあった後は、すぐ寝ない。
がんばって起きていましょう！

また、セロトニンは夜にメラトニンに変換されて、質の良い睡眠を促進します。

インタリーブ学習法

1つのトピックに集中せず、異なる内容を交互に学習していく方法。

例えば…
(数学)問題集で異なるタイプの問題を混ぜて解いていく。
(英語)リスニング・ライティング・リーディングをローテーションしながら進めてみましょう。

脳が「取り出し練習」を行う
異なる課題に取り組むことで、脳は情報を引き出す
練習を行いながら、記憶を強化します。

類似点と違いが明確になる
異なる内容を比較することで、共通点や相違点を
より明確に理解できます。

行動が起こる際の背景や条件を変える練習に
異なる環境や条件で学ぶことは、実際の場面での
応用力を養うのに役立ちます。

初めのうちは「混乱する」「時間がかかる」と感じることがあります。
でも、それは学習が深まっている証拠でもあります。

短期的な成果ではなく、長期的な学びの定着を目的とする場合に効果的です。

スマホの通知を切り、集中モードで勉強する環境を作る。

専用の学習アプリを活用する。

視覚タイプ

１.が多かった視覚的な要素が好きなあなた。
情報を目で見て覚える傾向が強いです。
目で見た情報を重視し、視覚的な要素を使った学習が効果的！

図表の活用
複雑な情報を図やグラフにして視覚的に理解する。
フラッシュカード
キーワードや重要な内容をカード化し、色分けして記憶を強化しよう。
マインドマップ
概念やアイデアを視覚的に整理して、情報の関連性を把握する。
色分け
教科書やノートを色付きのペンで強調し、重要ポイントを視覚的に区別。

聴覚タイプ

2.が多かったあなたは、耳から入る情報が好み。
話す内容や音声に敏感です。
耳から入る情報で記憶しやすく、音声を活用した学習が効果的です。

録音した音声で復習
授業内容や自分でまとめたメモを録音し、繰り返し聞いて記憶を定着。
朗読
自分の声でテキストを読み上げることで、音声情報として脳にインプットしよう。
音楽で暗記
リズムやメロディに合わせて重要事項を覚える（例：歴史の年号や単語）。
対話形式の学習
他者とディスカッションをすることで、聴覚を刺激しながら理解を深める。

体感タイプ

３.が多いと動作や触れることを通じて学ぶのが得意。
あなたは実践的な体験が好み。
体を動かしながら学ぶことで、記憶や理解が進むタイプです。

ホワイトボードや紙に書き出す
実際に書いて動きを伴う学習で記憶に定着させる。
ジェスチャーで覚える
単語や概念に動きをつけることで、身体感覚を活かして学習。
実践的な演習
実験や実地訓練、問題解決型の課題を通して学ぶ。
移動しながら暗記
部屋の中を歩いたり、リズムに乗りながら記憶する。