学びの壁を乗り越える!【レジリエンスの力】

学習をしていると、みんな「うまくいかない時期」や「挫折しそうな瞬間」に出会いますよね。
そんな時に大切なのが、心理学の【レジリエンス】のチカラ。
【レジリエンス】って一見難しそうに聞こえる…。
でも、実はめちゃくちゃ身近で、学習においてとっても大事なチカラなんです!

レジリエンスって何?

簡単に言うと、レジリエンスは「困難を乗り越える力」
つまり、失敗や挫折を経験しても、立ち直って前に進んでいける力のことです。
例えば…
「数学が苦手」「英単語が覚えられない」
なんて悩んでいる時、レジリエンスがあれば「できなかった自分」を乗り越えて、次はできるようになるためにもう一歩踏み出せるんです。

学習でもレジリエンスは大事!

例えば、テストで点数が思うように取れなかったり、何度も同じ問題に引っかかったりする。
そうすると「自分には向いてないんじゃないか?」って思うことがありますよね。
でも、その時に「もうダメだ」と思ってあきらめてしまったら、そこで成長は止まっちゃいます。

でもレジリエンスがあれば、そういう時でも「できないこと」を受け入れて、次にどうすればできるようになるか考えられるんです。
大切なのは…
「できなかった自分」を否定せず、次はどうすればいいかを考えること

レジリエンスを育てるには

実際にどういった心の持ち方が必要かを具体的に考えてみましょう。
「失敗したからこそ次に活かす」という意識を持つことが、必要不可欠です。
以下の方法で、心構えを実践的に身につけていきましょう。

1.自分の「できなかった」に向き合おう

うまくいかなかった時、その瞬間に「できなかった自分」をどう感じるか?
ここがレジリエンスのポイント!
まずはその「できなかった」を素直に受け入れ、自己嫌悪しないこと。
失敗を「成長のための一歩」として

「今回はうまくいかなかったけど、どうすれば次はうまくいくか?」と考えましょう。

例えば、テストで点数が伸びなかったときに、「自分はダメだ」と思うのではなく
「次回はどの部分をもっと勉強すればよかったのか?」と冷静に振り返ってみてください。

失敗したからこそ、次回にどう改善するかを考えるのがレジリエンスです。
「今の瞬間」を乗り越えた先にこそ、未来への一歩があると感じることが大切です。

2. 小さな達成感を積み重ねる

目の前の大きな目標を達成できないと感じるとき
「小さな成功を見つける」ことがココロの支えになります。
毎日の勉強や課題で「少しずつでもできること」を見つけ、それを喜びとして感じることがレジリエンスを育む大きなポイントです。

例えば
「今日は英単語10個覚えた」
「数学の問題を5問解けた」
という小さな達成感を大切にしてください。
それらを積み重ねることで自信がつき、失敗しても前に進む力になります。
「一つ一つの瞬間」を積み重ねることで、未来の大きな成功が生まれるのです。

3. ポジティブな自己対話を心がける

失敗したり、進捗が思うようにいかないとき、どうしてもネガティブな気持ちに支配されがち。
そのときに大切なのは、「自分を励ます言葉」を自分にかけることです。
ポジティブな自己対話ができれば、次に進むエネルギーを得ることができます。

「できなかったけど、次はきっとできる」
「今は辛いけど、今の頑張りが未来に繋がるんだ」

と、前向きな言葉を自分にかけてみましょう。
自分の気持ちを前向きに保つこと
により、挫折感が和らぎ、レジリエンスを育てることができます。
今の一歩が、未来の自分に繋がっているという思いを持ち続けましょう。

4. 周りに頼ることも大切

「一人で頑張らなきゃ」と思い込んでしまうこともあります。
しかし、「周りに助けを求める」こともレジリエンスの一つです
時には友達や先生、家族に自分の思いを伝え、アドバイスをもらってみよう。
気持ちが楽になり、次のステップに進みやすくなります。

例えば…
テスト勉強で行き詰まった時には、先生に質問してみたり、友達と一緒に問題を解いてみたりすると、違った視点で解決方法が見えてきます。
ひとりで戦わず、周りのサポートを受け入れ、共に乗り越えていくこと。
そうすることでレジリエンスは強化されます。

「今助けを求めることで、未来の自分が楽になる」と考えてみよう。

5. 目標を具体的に設定して、焦らず一歩ずつ

レジリエンスには、「目の前の課題に焦らず一歩ずつ取り組む」ことが大事です。
大きな目標を掲げるのも悪くは
ないですが、いきなり全部を達成しようとせず、段階を踏んで一つずつクリアしていくことが、失敗から学び続けるポイントです。

例えば…
「今月中に全ての英単語を覚える」という目標ではなく
「1日5単語を覚えていこう」と具体的に小さな目標を設定して、できたことを実感しながら進めていきましょう。

目標が小さければ小さいほど、達成しやすく、達成感も得られやすいです。
「小さな一歩」を積み重ねることで、最終的には大きな成果に繋がります。

6. 自分のペースで無理なく進む

何事も無理をして一気に進めようとすると、ココロが疲れてしまいます。
「自分のペース」を大切にし、無理なく学んでいくことが、大切です。
ムリに詰め込みすぎず、休憩やリフレッシュの時間も大切にしてください。

例えば…
勉強をする時に集中力が切れてきたら、少し休憩を取る。
それでもう一度集中して取り組むことで、レジリエンスを育みながら、学習を続けることができます。

「ムリせず自分のペースで進む」ことが、未来の大きな結果になります。

おわりに

レジリエンスは、学習の中で「失敗を乗り越える力」であり、心構えの積み重ねで育まれるものです。
自分の「できなかった」を受け入れ、ポジティブな気持ちで学びを続け、周りのサポートを活用することで、学習を進める力が強くなります。
大切なのは、「失敗しても大丈夫!次に活かせばいい!」という前向きな心を持ち続けることです。
学びの途中でつまずいても、それが次の成長へのステップになることを忘れずに、挑戦し続けてくださいね!
そして、一つ一つの瞬間を大事にし、それが積み重なることで、未来が切り開かれていくことを信じて進んでいきましょう

さらにレジリエンスを育みながら、目標に向かって着実に進んでいきたいと思ったあなた!
経験豊富な講師たちが、あなたの「できなかった」に寄り添い、小さな達成感を積み重ねるためのサポートをいたします。
また、一人で悩まず、周りに頼ることも大切です。
ITTO個別指導学院では、先生と気軽に話したり質問したりできる環境が整っています 。

私たちと一緒に、一歩ずつ、自分のペースで未来への積み上げをしていきましょう!

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