【中2】化学反応式
単元:化学反応式の作り方
今日は化学反応式の作り方を学習していくよ。
水素と酸素の化合を例に作り方の手順を確認していこう。
まず水素と酸素が化合すると何ができるか知っているかな?
水素と酸素の化合を例に作り方の手順を確認していこう。
まず水素と酸素が化合すると何ができるか知っているかな?
はい!水ができます💡
正解です。
そうしたら最初にその化学変化を下のように物質名の式で表し、それぞれの物質を粒子モデルと化学式で表します。
そうしたら最初にその化学変化を下のように物質名の式で表し、それぞれの物質を粒子モデルと化学式で表します。
なるほど。
では水素(H2)・酸素(O2)・水(H2O)の化学式はそれぞれ覚えていないといけませんね。
では水素(H2)・酸素(O2)・水(H2O)の化学式はそれぞれ覚えていないといけませんね。
そうですね。中学校でよく使う化学式は「化学式(単体と化合物)」の所で取り上げてていますので、まだ覚えていなかったら見てみて下さい。
では次に、→の左側と右側で同じ種類の原子の数が等しいか確認します。今の状態ですと酸素原子(O)の数が左辺は2個,右辺は1個なので等しくありません。
そこで、左辺と右辺の酸素原子(O)の数をそろえるために、水分子(H2O)を1個増やします。そのとき、増やした後の水分子(H2O)の個数を下のように化学式の左側に書きます。
では次に、→の左側と右側で同じ種類の原子の数が等しいか確認します。今の状態ですと酸素原子(O)の数が左辺は2個,右辺は1個なので等しくありません。
そこで、左辺と右辺の酸素原子(O)の数をそろえるために、水分子(H2O)を1個増やします。そのとき、増やした後の水分子(H2O)の個数を下のように化学式の左側に書きます。
なるほど。そうすると酸素原子(O)の数はそろいましたね。ただ今度は水素原子(H)の数が左辺は2個、右辺は4個とそろわなくなってしまいました。
そのため次は、左辺の水素分子(H2)を1個増やせばよさそうです。
そのため次は、左辺の水素分子(H2)を1個増やせばよさそうです。
正解です。
これで同じ種類の原子の数が左右でそろいましたので、化学反応式の完成です!! あとは色々な化学反応を化学反応式で書けるように、よく練習しておきましょう。
下に代表的なものを載せておきますね。
これで同じ種類の原子の数が左右でそろいましたので、化学反応式の完成です!! あとは色々な化学反応を化学反応式で書けるように、よく練習しておきましょう。
下に代表的なものを載せておきますね。
代表的な化学反応式
化合
・鉄+硫黄→硫化鉄 Fe+S→FeS
・銅+塩素→塩化銅 Cu+Cl2→CuCl2
・炭素+酸素→二酸化炭素 C+O2→CO2
・水素+酸素→水 2H2+O2→2H2O
・マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム 2Mg+O2→2MgO
・銅+酸素→酸化銅 Cu+O2→2CuO
分解
・酸化銀→銀+酸素 2Ag2O→4Ag+O2
・炭酸水素ナトリウム→炭酸ナトリウム+二酸化炭素+水 2NaHCO3→Na₂CO3+CO2+H2O
・塩化銅→銅+塩素 CuCl2→Cu+Cl2
・水→水素+酸素 2H2O→2H2+O2
還元
・酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素 2CuO+C→2Cu+CO2
・酸化銅+水素→銅+水 CuO+H2→Cu+H2O
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